最近、イオン タンフーセラドン店がリニューアルし、コーナンはビンタン店、ギガモール店に加えてタンフー店もオープンしました。以前からキッチンに棚を作りたいと考えていたので、コーナンで棚板と棚受けを購入して自作しました。
DIYが充実したコーナン・タンフー店

ホーチミン市内では3店舗目となるコーナンですが、DIYコーナーが充実しました。

店内にはWORKSHOPというスペースが設置されてDIY工具や素材を選ぶことができます。棚の自作くらいならここで必要なものは全て揃います。

購入したもの


購入したものは180cm x 25cmの棚板と棚受け、今回はタイルにネジ穴を空けるためのドリルビットも購入しました。
ベトナムの家屋はレンガとタイルで作られているものが多く、簡単な内装工事をするにも釘とカナヅチでは対応できません。タイルやコンクリート、レンガに穴を開ける必要があり、インパクトドリルが必需品です。
タイル壁にネジ穴を空ける

これまでタイル壁にネジ穴など開けたことがなかったので、最初は不安でしたが、ネットの情報やYouTube動画を参照しながら穴を開けました。
目地の部分に空けるのは比較的簡単でしたが、タイル面はツルツルしていて力を加えると穴の位置がずれてしまいます。
コツはドリルの刃先が当たるか当たらないか程度までドリルを優しく当てて、回転力で徐々に穴をあけていくことです。無理に力を入れると穴の位置を固定することができません。
鉄筋にぶつかって刃先をダメにしてしまった

ベトナムの壁は表面からタイル>モルタル壁>レンガ>コンクリート>鉄筋というようになっています。タイル、モルタル、レンガまではすんなり穴が空いたのですが、そのままドリルで穴を開け続けた結果、鉄筋に刃先がぶつかってしまい、ドリルが手から飛び跳ねてしまい、刃先をダメにしてしまいました。
とても手で押さえつけられるような回転力ではないので、一瞬、ヒヤッとしてしまいましたが、運よく怪我はありませんでしたが、安全のためにはアイプロテクタ、手袋、ヘルメットも装備しておいた方が良いと思います。
今でもドリルが飛び跳ねた瞬間を思い出すとドキドキしてしまいます。
ボードアンカーを埋め込む

ドリルで穴を開けたら、ボードアンカーを穴に埋め込みます。

しっかり穴を開けた中にボードアンカーを奥まで差し込みます。

わが家のタイルにはすでにボードアンカーを打ってあったので、その状態を参考にしながらアンカーを奥まで差し込みます。
棚受けをネジ留めしていく

すでに前の住人がボードアンカーの穴を開けていたので、穴ぼこだらけてみっともないですが、今回、新たに棚受けをネジ留めしました。
棚板をつけて完成

棚を仮置きし、棚受けの穴からマジックで穴を開ける位置を決めます。あとはドリルで5ミリほど穴を開け、木ねじで固定をすれば完成です。

素人作業なので完璧ではありませんが、実用上は問題なく棚板を設置することができました。
まとめ
タイル壁に穴を開けて棚を設置するのはこれが初めてでしたが、やってみれば意外に簡単でした。しかし鉄筋にドリルの刃先が当たると重大な事故になりかねません。安全を確保すること、あまり深い穴を開けすぎないことが大切であると思いました。