単身生活をするには鍋とフライパンは必須品ですが、フライパンの代わりにスキレットを使っています。これ本当に便利でお気に入りのひとつです。
スキレットは鋳物のフライパンですが、ベトナムでも最近はイオンやHachi Hachiなどでも売られるようになってきました。1個200,000vnd〜300,000vnd(約930円〜1400円)と安いので買っておいて損はないと思います。
私が愛用しているのはイオンのTOPVALUEのスキレットで16cmの小ぶりタイプです。1食分のおかずがこれ一つでできますし、取り回しが楽なのが気に入っています。
スキレットの良い点

熱伝導率がよく料理がうまくできる
何と言っても熱伝導率が良いので、食材に火が通るのが早く、美味く料理ができます。例えばオムレツはいまだにテフロンパンだと失敗することがあるのですが、スキレットを使えばほぼ完璧に作ることができます。
馴染んできたら焦げつかない
よく焼き入れしたスキレットであれば焦げ付くことはほぼありません。何度も繰り返して使用して表面が油をしっかり吸い込んでしまったら、テフロン加工以上に素材がうまく滑ってくれます。
焼き物から揚げ物までマルチタスクで活躍

炒め物や焼き物はもちろん、揚げ物にも使えます。小型のスキレットであれば油の量も少なくて済むので、料理した後の廃油の処理も簡単です。
小さいサイズのスキレットはそのまま食卓に

私が一番お気に入りのスキレットは16cmサイズのもの。このサイズだと1食分のおかずを調理してそのまま食卓に持っていくことができます。わざわざ食器を出さなくても良いので簡単です。
底が平らなのでIH調理器でも使える
わが家にはIHしかありませんが、底が平らなのでIHでも調理可能です。熱量も十分すぎるほどです。
少しそれますが、IHは思った以上に火力が強いので、強火にすることはほとんどありません。卵料理なら弱火、炒め物でも中火で十分に火が通ります。
手入れが簡単
普段の掃除はたわしで軽くこするだけで洗剤は使用しません。万一焦げつきができた場合などは洗剤で落とす必要がありますが、毎日使っていれば焦げつくこともないので、それも不要です。
洗い落とした後はティッシュにオリーブオイルを含ませて全体的に油を薄く塗って保管します。
長期間使用しない場合は、赤錆を防ぐため新聞紙などにくるんで保管した方が良いようです。
デメリット
焼き入れが甘いと焦げ付く
スキレットを買ったばかりはしっかり焼き入れをして油を馴染ませる必要があります。この手間をかけないと、いつまでたっても焦げ付きがついてしまいます。
水に濡れたままにしているとすぐ錆びる
洗った後によく水分を拭き取ってやらないとすぐに錆びてしまいます。特にフライパンの底は平らなので、ここが濡れたままにしておくと、翌朝には赤さびが浮き出てしまうことがあります。
焦げつきや錆が出てしまったら
購入したばかりの頃は焦げつかせてしまったり、赤さびを出してしまったこともありましたが、再度、焼き入れをやってあげれば元に戻ります。
それでも落ちないときは、1日中、直射日光の下でおいておけば焦げを落とすことができます。
まとめ
スキレットは単身世帯には便利な調理器具です。値段も安いし、火力があるのでそれなりに料理が美味くできます。馴染んでくれば愛着も出てきて、料理が楽しくなります。